ラノベという本の感想を書いていくブログ

正直な感想を書きます。ごゆっくりどうぞ。

絶対面白いラノベ5選 前半(2020年版)

         ようこそ実力至上主義の教室へ (MF文庫J)

皆さんこんにちは、タナトスです。

今日は私がオススメしたい見るべき面白いラノベ5本を紹介します!

是非最後まで見ていってください(*ノωノ)

 

 

本好きの下剋上(TOブックス)


【小説1巻】本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部「兵士の娘I」【電子書籍】[ 香月美夜 ]


 あらすじ :
幼い頃から本が大好きな、ある女子大生が事故に巻き込まれ、見知らぬ世界で生まれ変わった。貧しい兵士の家に、病気がちな5歳の女の子、マインとして……。おまけに、その世界では人々の識字率も低く、書物はほとんど存在しない。いくら読みたくても高価で手に入らない。マインは決意する。ないなら、作ってしまえばいいじゃない!目指すは図書館司書。本に囲まれて生きるため、本を作ることから始めよう!

 

面白い点

・主人公の本好きという個性の武器が町全体に過剰な影響を与えるw

・主人公が病弱過ぎる。それ故に物語上で失神が多く、またかというツッコミが絶えない。しかしだからこそ主人公を支えようとする登場人物の愛が温かい。

・チート、成り上がりのない異世界物語。本で得た知識だけで障害に立ち向かっていく今時珍しい異世界物語。

 

悪い点

・言動が破天荒過ぎるから、読んでいて時々イラッ★とすることがある。子どもは風の子という言葉を代表にしたラノベ主人公。

・商人の言葉遣いが荒い。主人公の言動が招いている結果だから仕方がないけど、バカバカ言い過ぎw読む人によっては不快に思うかも?

異世界モノなのにバトルシーンがほぼ皆無。

 

  

転生したらスライムだった件GCノベルズ)


転生したらスライムだった件 1【電子書籍】[ 伏瀬 ]

あらすじ
何という事もない人生を送っていた三上悟は、通り魔に刺され37年の人生に幕を閉じた……はずだった。ふと気がつくと、目も見えなければ、耳も聞こえない……。そんな状況の中、自分があの“スライム”に転生してしまった事に気づく。最弱と名高いモンスターである事に不満を感じつつも、お気楽スライムライフを満喫する三上悟だったが、天災級のモンスター“暴風竜ヴェルドラ”と出会ったことで運命は大きく動き出す――。
ヴェルドラに“リムル”と名付けてもらい、スライムとして新たな異世界生活をスタートさせた矢先、ゴブリンと牙狼族との争いに巻き込まれ、いつしかモンスターたちの主として君臨することに……。
相手の能力を奪う『捕食者』と世界の理を知る『大賢者』、二つのユニークスキルを武器に最強のスライム伝説が今始まる!

 

面白い点

・主人公筆頭にその仲間達の成長が著しく速いため為、読んでいて爽快感がある。

・魔物として生まれたが人間を大切にする心を失っていない。

・最弱のレッテルを張られているスライムなのに魔王になってしまう逆転の発想。

 

悪い点

・登場人物が多すぎて一人一人名前を覚えるのがめんどくさい。途中で、誰だコイツってなる。

・ランガという狼モンスターをモフモフしたいもどかしさに憑りつかれる。

・結局何でもできるチートなんだから主人公がスライムである必要性がない。スライムならではの個性がもっと強ければ面白くなる作品に違いないと思う。

 

 

魔王様の街づくり(GAノベル)


魔王様の街づくり! 〜最強のダンジョンは近代都市〜【電子書籍】[ 月夜 涙 ]

 あらすじ

『ユニークスキル:【創造】が発揮されました。あなたの記憶にあるものを物質化します』
「おめでとう。新たな魔王の誕生を私は歓迎する」
数多の魔王がダンジョンを造り出し、人間の感情を糧とする異世界。新たに生まれた魔王プロケルは先輩魔王に対し、自分は全く新しい方法で人間たちと共存していくことを宣言する。
手始めに自身のスキル【創造】を使い、配下の魔物を生み出したプロケルの前に現れたのは、Sランククラスの魔物「天狐」の少女だった。
プロケルの知略と配下に集う最強の魔物たちによって、異世界の常識は大きく変わろうとしていた。これは、味方には優しく敵対するものには冷酷な、変わり者魔王の物語。

 

面白い点

・創造の力と魔王、街づくりに銃にチートという組み合わせが中二感を全力でぶつけてくる中二病のための作品。キーワードが物語に上手いこと噛み合っているため、私的に何故これがアニメ化していないか謎でならない。

・魔王が成長するためにはエネルギーが必要なのだが、その生産方法が町というダンジョンを築いてしまおうという大胆な発想が好き。

・ヒロインが全員ロリ。後にロリ魔王と呼ばれるようになるw

 

悪い点

・とくにない。とても良い作品には仕上がっている。ただしかし一点を述べれば、銃の専門用語が出てくるにも関わらず説明が足りない、もしくは難し過ぎる時がある、ぐらい。とはいえ、読者によってその見解は変わってくるはず。

 

 

 

ようこそ実力至上主義の教室へ(MF文庫)


ようこそ実力至上主義の教室へ【電子書籍】[ 衣笠彰梧 ]

あらすじ

 希望する進学、就職先にほぼ100%応えるという全国屈指の名門校・高度育成高等学校。最新設備の使用はもちろん、毎月10万円の金銭に値するポイントが支給され、髪型や私物の持ち込みも自由。まさに楽園のような学校。だがその正体は優秀な者だけが好待遇を受けられる実力至上主義の学校だった。ある理由から入試で手を抜いた結果、主人公・綾小路清隆は、不良品が集まる場所と揶揄される最底辺のDクラスに配属されてしまう。同じクラスで成績は優秀だが性格に超難ありの美少女・堀北鈴音、気遣いと優しさでできた天使のような少女・櫛田桔梗らと出会うことで清隆の状況も変化していって…。大人気クリエイターコンビが贈る、新たな学園黙示録!?

 

面白い点

・暴力、知力、運動能力と誰よりも優れているが、ある理由から真実を隠しながら学園生活を送る。ラノベ業界で最悪の異端者現れる!

・心情描写が上手いため、あらゆる人間性とその価値観が分かってくる。正直教材として買えるレベル。かといって小難しい文体でもないからストレスフリーで読める。

・主人公がクール過ぎるため、男なら誰しも憧れる対象。「……悪いな、負けるのは想像できない」とか「俺の詮索はするな」とか現実で言ってみたい。

 

悪い点

・常識が欠如している社会不適合者。そこには理由があるが、そういうわけなので基本的に結末が読めない。ダークホースという言葉が一番似合うキャラだと思う。

・そこはすぐに助けてやれよ、というシーンで傍観している時があるためもどかしさがある。

 

 

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

GA文庫


ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか【電子書籍】[ 大森 藤ノ ]

あらすじ

迷宮都市オラリオ──『ダンジョン』と通称される壮大な地下迷宮を保有する巨大都市。未知という名の興奮、輝かしい栄誉、そして可愛い女の子とのロマンス。人の夢と欲望全てが息を潜めるこの場所で、少年は一人の小さな「神様」に出会った。 「よし、ベル君、付いてくるんだ! 【ファミリア】入団の儀式をやるぞ!」「はいっ! 僕は強くなります!」 どの【ファミリア】にも門前払いだった冒険者志望の少年と、構成員ゼロの神様が果たした運命の出会い。 これは、少年が歩み、女神が記す、──【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】── 大森藤ノ×ヤスダスズヒトのコンビが贈る、GA文庫大賞初の≪大賞≫受賞作、ここに開幕!!

 

面白い点

・とにかく熱い! 激しい! 萌える! これほど情熱に満たされるラノベ作品は絶対に存在しないと断言できる。

・ステータスとレベルという概念がある中、できたての小さなファミリアに所属した主人公はまさに最弱の最弱。しかしとある屈辱を受けて強くなることを決意。その日から主人公は飛躍的に強くなっていく。

・ラブコメでもあるこの作品、なので多くのヒロインに囲まれる運命であるが、それでも一途に思い人だけを見つめる純粋純白な主人公。自分に惚れてほしいとムキになるヒロイン達がコレまた可愛い。

 

悪い点

・探したけど特になかった。